投資の勉強、簿記・FP
今回は、「投資の勉強、簿記・FP」について紹介します。
お金に関わる資格に簿記・FPがあります。
これらは投資の知識を得るだけで無く、合格すれば資格が貰えて、知識の証明としても使えてとても有益でおすすめです。
私は投資の勉強を兼ねて簿記3級・FP2級を取りました。
(簿記2級も勉強はしましたが、難しく諦めました。)
今回は、簿記・FPの内容と、投資にどのように活かせるのかを紹介します。
・簿記の内容
投資では、簿記は会計書を読み解く知識が身に付きます。
帳簿の書き方を学ぶ事で、勘定科目の種類や性質の基本を理解する事ができます。
仕事では、簿記3級は事務職の基本的な資格として需要が高く、仕事でも資格を生かせる所が多いです。
・ファイナンシャルプランナーの内容
お金に関する知識が幅広く身に付きます。
資格の範囲は、税金・保険・金融資産・不動産・ライフプランなどがあります。
投資や仕事に生かす訳で無く、実生活の基礎知識として生かせる資格だと思います。
・勉強方法
・簿記
勉強をするにあたって、腰を据えてしっかり勉強する必要があります。
電卓を使っての作業、計算内容を紙にメモを取る作業があるため、机に向かって勉強しなければいけません。
表を埋める問題では、大問1つで30分程度かかることもあります。
・ファイナンシャルプランナー
基本的に1問1答の方式です。
参考書でも、スマホのアプリでも、自分の好きなタイミングで勉強ができます。
簿記のように計算が必要な問題もありますが、その問題は後回しにして時間のある時に解けばいいです。
・資格の持続性
・簿記
基本的に簿記の勉強した内容は、年月が経っても大きくは変わりません。
そもそも簿記とは、会計の表し方を統一させる仕組みで、時代や会社によって変化しては混乱が生じてしまうからです。
そのため、一度身に着けた知識は時間が経っても使えるため、簿記は一生ものの資格です。
仮に試験に落ちて再試験をする場合でも、1年2年くらいならテキストは使い回してもデメリットは少ないです。
・ファイナンシャルプランナー
内容が毎年変わります。
私の感覚ですが、
絶対に変わらない基礎知識50%、
変わるかもしれない内容40%、
変わる内容10%くらいです。
例えば、私が受験した時は「NISAと積立NISAの差」の問題が出ました。
ですが、今後は新NISAの問題が出るでしょう。
新しい制度は出題されやすい傾向にあり、捨て問題にもできません。
再試験をする場合、古い参考書は捨てて新しいのを買いましょう。
合格した後も、知識を維持するために変化が起きた部分を覚え直しましょう。
・最後に感想
投資の勉強としては、簿記3級・FP3級くらいでいいとおもいます。
簿記の資格は、財務諸表を「作る」資格であって、投資に必要な「読む」技術は足りないです。
簿記3級を基礎知識として、投資用の財務諸表の「読む」技術を個別に勉強することをお勧めします。
FPの資格も、3級を基礎知識として勉強した後に個別に勉強することをお勧めします。
3級では正直な所、知識が足りないと思います。
ですが、FPは覚える事が多く、制度の変更で知識の劣化もあります。
なので、知識が必要になったらその都度、その部分だけ新しい知識を取り入れる方法がいいと思います
・おまけ
簿記2級
問題「価格1億円の建物を買い、保証額1億円の火災保険に入った。長年の月日が経ち建物はボロボロになり、その後、火災で建物が消失した。火災保険の保険金1億円が3か月に振り込まれる・・・。」
守銭奴「良かったじゃん。古くなったら定期的に燃やそう(提案)」
ファイナンシャルプランナー2級
問題「一般的に、国の景気が悪化するとその国の通貨の価値は(高く・安く)なる。」
守銭奴「(高く)なる。内需が細ると輸入が減るし、東日本大震災は円高になった。」
解答「正解は、(安く)なる。景気が悪化すると内需が細りその国に対する投資が減少する。」
守銭奴「日本は一般的では無かった。」